●2006.12.30(土) 快晴 防風網展張
お客さんにも手伝ってもらって防風網の上下をきちんと止めた。上は塩ビ管用の13ミリサドルバンドを使ってドリルネジで19ミリの直管を単管に止めた。300円のジョイントにくらべれば十数円でできてしまった。エスター線で防風網を縫うように止めて、下は防鳥網の時と同じように20ミリの園芸支柱に防風網をパッカーで止め、ヘアピン杭で固定した。ぴんと張れたので風にもなびかず万全の備えになった。ミツバチの巣箱を開けてみたらミツバチは1匹もいなくなっていた。どこへいったのだろう?第2農園の地温は14℃まで下がっていた。
大雨と分かってはいたが出かけた。育苗ハウス内全面にクサトラーズを敷き詰めた。これでひときりついたので、いつでも挿し木苗の鉢あげができるようになった。その後はプレハブ小屋内の片づけをした。ずっと作業続きだとなかなか整理整頓できないで、煩雑になっていたが、木ネジは大きさ別に分け、金具類、塩ビ継手など徹底的に整理整頓し、工具も整理した。
残りの支柱を打ち込み、直管パイプの横渡しは後回しにして防風網を張った。カインズで格安の2m×50m(2750円)圃場の周囲は52mだったのでもしや余分があるかと期待していたが、結果はぴったり50m、残念!足りなかった。後日補充しよう。
朝、8時半に行ったときは気温がマイナス3℃で霜が降りていた。防風網の支柱を12本立てた。2mだが地中に1m挿すので3mを1本打ち込んだが、脚立の高い部分からの打ち込みになり、やりにくく危険なので、その他は2mと1mをジョイントでつなぐ方式にしたらやりやすかった。ひとりのときは穴あけ器で導入用の穴を30cmほど開けてからパイプを挿すとやりやすい。19ミリの直管を横に着ける予定だが、単管と直管をつなぐジョイントは1個300円もするのでやめて、ネジで直付けをしようと考えている。防鳥網も横に渡した直管に止めればいいので簡単になりそうだ。
ハウス内が平らでないので低い部分に客土した。ちょうど撤去予定の塩ビ管を掘って、その土を運んだ。順序が逆でビニールを張った後だったので、1輪車ごと入れず、入口からスコップで運び入れた。回収した塩ビ管は再利用できるので洗って保管した。
ハウスの入口の前にあった水栓が邪魔なのでハウス内に移動した。ハウスの扉を作って取り付けた。これで全面密閉できた。ビニペットが足りなくなったので扉の下の部分は板張りにした。地際のビニールは北側はチップ、南東側は丸太を置いて固定した。密閉すると風も入らずハウス内温度がすぐに上がった。換気扇をつけるならついでに熱気をプレハブ小屋に引き込み暖房にしたいものだ。その前に園全体を高さ2mの防風網で囲う予定だ。
天井だけではつまらない!とエスカレートして入口を残して全面被覆したので簡易パイプハウスになってしまった。これで霜除けは完璧だが昼間の熱気を換気扇で出す必要があるかもしれない。
潅水システムの支柱にビニペットを取り付け、天井に霜除け用のビニールを張った。側面も張ればパイプハウスにできそうだ。小屋内に新しく棚を作り撤去したクサトラーズを保管した。
ラビットアイ園に残していたクサトラーズをすべて撤去して片付けた。第2農園の見回りに行った。植えつけ穴の地温は下がってはいたが、まだ20℃あり、第1農園の地温が10.5℃にくらべると高い。冬でも根が活動するかもしれないほどだ。植えつけ苗は異常なかった。第3農園へ行くとチップ搬入は終わり平にならしてあった。第2農園ではチップを1m積んだが、第3では黒ボク土でもあることから30cmにした。水の用意ができたら、第1農園からの移植を行う。潅水システムの支柱の上に霜除けと、風避けのビニールを張ろうと思い、カインズにビニペットを買いに行った。ビニールを張ると雨も入らない。雨水センサーは意味がなくなるのでオフにしなければならない。
蛇口を追加した。最近ホームセンターで売っているコックは直結タイプで安く使いやすい。従来はバルブソケットにシーラーテープを巻いて塩ビ管に接続していたが、それが不要でいきなり塩ビ管が接続できる。そのかわりはずして再利用することはできない。しかし値段は3分の1ぐらいなのが良いし、くるくる回さなくても90度回せば全開閉できる。旧園の不要になった塩ビ管はもったいないので一部掘りあげて回収した。暗くなって潅水システムのコントローラーを小屋内に取り付け、昼間引き込んでおいた電磁弁と雨水センサーからの配線を結線し動作確認もした。
塩ビ管の埋設の前に、位置を確定するため育苗用潅水システムの移設をした。まずは電気配線をはずし、支柱の分解、ノズルは一旦はずし、ポリチューブをセット後再び取り付けた。移設に合わせて塩ビ管を配管し埋設した。システムのコントローラーはまだつないでいないので手動で潅水状態を確認したが、異常なく稼動したので一段落。
スパルタンの中でも遅い紅葉の株はいまがきれいだ。また塩ビ管のルート変更に伴う穴掘り、約30m掘ったが、日が短いのと後半梅の木まわりに来て根っこに悩まされ、穴掘りだけで日が暮れてしまった。
移植を終えた全株に油かすと硫安を混ぜて1握りずつ株元にばらまいた。たっぷり水をやりながら右手で細かい剪定をした。さらに欲張って接ぎ木スパルタンの小苗を3株追加して植えたので全部で82株になった。アリスブルーの紅葉もなかなかきれいだ。
きのう移植を終えたところの通路にクサトラーズを敷いた。移植したところを見ていると背の低い株ならまだ植えられそうな気がしてきた。家庭菜園の密植癖がそうさせる。ということで予定を変更、さらに半樹高を14株、ローブッシュを5株植えた。合計79株になった。すでに第2農園へ24株移植しているので、第3農園へ植える残りは約200株となった。ミツバチの巣箱も移動した。
きょうは女房とノーザンハイブッシュ26品種を移植した。地上部の株張りと地下の根張りは比例していて、大きなハーバートの根はすごく、掘りあげるのも、1輪車に載せるのも重労働。植えつけ場所まで行ったら、1輪車を倒して株をすべらせながら移植場所に置いた。きょうまでに超密植で15株が4列、60株を移植した。おんどとりの入った百葉箱も移設した。きょうはこれまで、はしごをプレハブ小屋にかけて圃場を俯瞰撮影した。あと6株を移植する予定。次はまた穴掘りをして水道の塩ビ管のルート変更をし、自動潅水システムの移設をする予定だ。風があると潅水が飛ばされるので、できればパイプハウスを組みたいが、予算もかかるのでいまは見送る。
朝、8時半の気温は0℃で、草もクサトラーズも霜で真っ白だった。ピートモスがなくなったので、きょうは移植はあまりせず、残りのハイブッシュの移植株にビニールテープで番号札を付けながら剪定をした。午後から第3農園へのチップ搬入が始まるので立ち会いに行った。その足でカインズにピートモスの追加を買いに行った。サハリン産で価格は安いが、在庫のあるときに取り置きしておかないとすぐに品切れになるので、あらかじめ電話をいれておいた。パレットごと軽トラにフォークリフトでのせてくれるので積み込みは簡単だ。
移植したティフブルーの紅葉がきれいだ。きょうはサザンのお気に入りを17株移植した。マグノリアなど植えつけ2年目とは思えない株張りだ。比例して根張りも良い。ラビットより穴を大きく植えていたこともあるが、思ったより根張りがよく、スターなどは粘土層にぐんぐん食い込んでいた。ということでかなり根を切りながらの移植となったので地上部を剪定してバランスをとった。
きのうならしたチップに移植用の植え床のうねを立てた。午後からラビットアイを移植した。2年前ラビットアイは最後に植えた。そのとき植え穴はかなり小さくしていたので、移植は比較的簡単と思っていた。掘り起こしてみるとなんとピートモスの外に根が出て周囲の粘土にまで入っていた。これがラビットアイの強さだ。先週も第2農園へ移植のときに掘ってはいたが、あまり気にしていなかった。きょうはじっくり観察しながらやった。午前中に準備した中央を窪ませたうねにつぎつぎと移植した。根鉢のまわりだけを濡れたピートモスで包み、後はチップで覆った。来年はチップへ根が張るはずだ。2年前の植えつけのときは粘土に穴を掘るだけでも大変だったのが、今回は大株で重い以外は植えつけはとても簡単にできる。チップ様様だ。ここでリセットできると思うと移植も悪くはなかったかなとプラス志向になってしまう。
朝8時過ぎは気温6℃でチップの山から湯気が出ていた。予定区画内に大きな梅の木が3本あって、全部伐採した。チップを平にならし、移植場所を作った。5分の1はここに移植する予定だ。ラビットアイ園ではティフブルーがきれいに紅葉した。ハイブッシュのハーバートがきょうもとてもきれいな色だった。
ハイブッシュの紅葉がきれいだ。第2農園へ移植したラビットアイの大株は根は十分あっても背が伸びた品種は風で少し傾くので支柱を斜に立てて支えた。第2農園にあった余分のチップをすべて第1農園へ運び終えた。きょうも6回運んだ。カブトムシの幼虫が何十匹もいたので漬け物樽に入れておくとすぐにチップに潜り込んだ。来年羽化するときには孫のところにカブトムシの家を作ってやろうと思う。
土日の風の影響がないか第2農園を見回ったが、とくに被害はなかった。外気温が下がったので地温も少し下がったが、まだ、24℃もあった。第1農園へ軽トラで6回チップを運んだ。その間、昼前後に全品種の紅葉の写真を撮った。これで2年続けた品種調査も一応終わりにする。ラビットアイもかなり色づいた品種がある。ハイブッシュのサンライズはいつもきれいな赤色に染まる。
大株はきのうと合わせて24本植えた。ボカシがなくなったので、骨粉配合油かすと硫安を混ぜてやった。昼食後、全株に肥料をやった。明日の雨でしみ込むだろう。またチップを第1農園へ軽トラで2回運んだ。実は、事情があって、第1農園の今植えている部分は引っ越さなければならなくなり、苦渋の決断を迫られたが、プレハブ小屋と東側の空き地は使えるのでにチップを入れて1部を移植し、その他は第3農園へ移植予定だ。当分移植作業で忙しくなる。ハーバートがきれいに紅葉している。
第2農園から少しチップを運んできた。ラビットアイの3区の内、1区を第2農園へ移植することにして、掘りはじめた。根をできるだけ切らずにまるごとなので実に重い!植え付け2年でもここまで大きくなるんだと実感した。軽トラには14株積めた。フォークでチップに穴を掘り、株を入れて周囲にピートモスをすき込んで表面にはチップのマルチをした。エセルの地下茎がいっぱい伸びていた。いままで植わっていたところは粘土質だったので地下茎も伸び悩んでいたようだが、チップの中では元気にのびるだろう。どんどんサッカーが出てくるかもしれない。途中Mさんもみえた。Mさんからの差し入れをいただいて元気いっぱい、日没までにきょう運んだ分は植え終えた。
追加のピートモスをカインズに買いに行った。今度は黒い袋でサハリン産だ。この前のと同じ性状でふわふわして長い繊維だ。ポリ容器で混ぜ合わせる。今日は暖かく数十mチップの中を通過してくる井戸水はぬるま湯のように暖かく、たまには素手でかき混ぜる。強酸性なので手の肌はすべすべできれいになる。植え穴は小さな熊手で掘るのがもっともやりやすい。小さなバケツに1杯の復元ピートモスを穴に入れ、中央に根鉢を軽く崩して苗を置く。ピートモスで包み込んだ後、掘り出したチップをマルチとして表面にかぶせる。という一連の作業は簡単で、きょうはひとりだったが、予定数の528本の植付けは終了した。少しスペースが開いているので明日は大株の移植もしてみようと思う。
まだ暗い内、1番電車で行ったら、まだ夜明け前だった。植付けの前にポンプ小屋の扉作りとペンキ塗りをした。昼間はぽかぽか陽気だった。苗は450本植付けを完了した。
きょうは植え付け2日目、女房と2人だったが、きのう植え付けたところと合わせて、ごらんの図の明るい部分、約半分まで植え付けた。きのう植え付けた苗の根元に地温計を挿しておいたら、気温が17℃のときに地温は31℃あった。チップの下のほうがまだ発酵して熱を持っており、その熱でピートモスが暖められているためだ。これから越冬するのには都合が良い。第2農園の横には高麗川から引いた水路が流れているのだが、なんとpHが9.1の強アルカリ性だ。秩父山系の石灰岩から流れ出るためだろう。埼玉の温泉もほとんどアルカリ性なのもうなずける。これをブルーベリーにやるわけにはいかない!と井戸を掘ってもらった。
幸い井戸水はpH7.1で中性だった。第1農園に戻り、あす植える苗を軽トラに積んで準備した。帰宅するころは真っ暗だった。
ポンプ小屋の扉は後回しで苗の植付けをKさん夫妻と共同でやった。チップなのでピートモスは小さいバケツ程度の量で根付け用に使い。その上にチップをマルチとして戻す方法で行った。苗の根元には品種別の色分けビニールテープをつけてあるので、栽植予定図の色とも連動して間違えずにできてやりやすい
。きょう植えたのは150本、特殊な密植列仕立てをしようとの試みだ。20aに500本余りを植える予定だ。きょうは4人ではかどったが、明日は女房と二人なので、まあ、のんびりやろうかというところ。
ポンプ小屋にコンセントを着けた。つづいて本圃への塩ビ管の配管とそれを埋設するための穴を延べ70m掘った。チップとはいえ沈んで固まっているので、スコップでは全くダメで、フォークで掘った。かなり時間がかかった。昼はふわふわのチップの上が気持ち良いので、朝作った1合飯の梅干し入り特大おにぎりを頬張りながら、しばしくつろいだ。次に植え穴の試し掘りを2列やってみた。方法はフォークで起こした後は手で掘るのが早く簡単だった。使いたい時にカインズの格安ピートモスは品切れ、やむなくいつものピートモスを現場まで直送してもらった。夕方雨になったので小屋の扉などは後日することにして引き上げた。それよりも苗の植付けが先かもしれない。
井戸にポンプが付いたのでいよいよ第2農園始動。地主のKさんの軽トラを借りホームセンターへ材木や塩ビ管などたくさんの部材を買いに行ったら昼になってしまった。朝握っていったおにぎりを頬張り、作業開始、まず、電源、引き込みからポンプまで6mにキャプタイヤコードを塩ビ管に入れて埋設。続いてポンプから畑まで8m、インチの塩ビ管を埋設、チップはさらに沈むと思われるので、塩ビ管は真直ぐに立ち上げずに斜に埋め込むことにした。その先は後日にして、次にポンプ小屋の作成にかかる。秋の日はつるべ落としでポンプ小屋の扉まではできなかったのでビスで仮止めしたころはあたりは真っ暗だった。チップの端をちょっと掘っただけなのに大きなカブトムシの幼虫がわんさか出てきた。
自動潅水システムの電磁弁部分がむき出しだったので、覆いを作ろうと思っていながら今日になってしまった。杉板を焼いて箱型に覆った。第2農園の様子を見に行った。チップはかなり沈んだ。表面にはあちこちにいろいろなキノコが生えていた。井戸ができたら植え付け開始だ。11月だ。
6月8日に挿木していたラビットアイ100本余りを新しい12cm深鉢側面穴付ポットに移植した。いままでのポットにくらべ、二重になっているかと思うほど厚くしっかりしたポットだ。気に入った。第2農園へ植える苗の仕分け作業が終わった。挿し木後1年で超特急の育苗だったが、本数も確保でき、予定通り植えられそうだ。
全株の生育調査をした。樹高、樹勢、紅葉の程度を記録した。ビロクシーはまだ狂い咲きしているが来年の花芽はちゃんとある。ハイブッシュは22%が紅葉し始めている。苗の仕分け作業のつづきをした。急にスズメバチの個体数が少なくなった気がする。きょうは6個のトラップに1匹も入らなかった。
ラビットアイ園の防鳥網をはずした。ハイブッシュ園は早くも紅葉がはじまった。苗の仕分け作業をつづけた。
ラビットアイ園の防鳥網をはずそうと思っていたが、あまりの強風のためやめてハイブッシュ園の草刈りをした。第2農園へ植え付ける苗にビニールテープを根元に着けて品種ごとの色分けをした。名札より簡単で外れることもなく確実な方法だ。
涼しくなった。第2農園へ植え付ける候補苗の整理を始めた。無駄な横枝は切った。昼頃から本格的に雨が降り始めたので作業は中止し、小屋内で残りの金胡麻の脱粒をした。500gとれた。
夏を越して枯れ込んだ枝などを剪定した。行った時だけミツバチに砂糖水を与えているが、最初は巣箱の前にぜんぜんいなくてもやがていっぱい出て来て吸う姿がかわいい。ラビットアイ園の一部に植えてあるヒメイワダレソウがクサトラーズの上を伸びて覆い、グランドカバー植物らしくなって美しい。少々踏んでも平気だ。
台風13号が日本海に向かうと大風になると思い、ハイブッシュ園10aの防鳥網をはずした。からまった草を全部はずすのはめんどうなのでほどほどにして、つけたまま片付けた。狂い咲きしていたビロクシーが熟したので食べたらかなり酸味が強かった。
スズメバチがいっぱいかかるのでトラップを追加し5個梅の木にぶらさげた。ラビットアイも収穫末期になった。ハイブッシュ園の斜面の上のほうがかなり乾いていたので水やりをした。
きょうはギョッとした。ミツバチがスズメバチに襲撃されている現場に出くわしたのだ。防鳥網があるので頻度は少ないだろうと思っていたのは甘かった。たくさんの犠牲が出た。即座に網で捕らえ退治した。襲撃に来たのは合計4匹。退治した後もミツバチは時折帰巣するのはいるが静かだ。全滅かと不安がよぎったが、蓋を開けてみると中にはいる。スズメバチが入った様子はない。殺したスズメバチの顔の寸法を測ってみると巣箱の入口の高さより大きかった。出てくるのに片っ端に噛み付いていたようだ。犠牲になった蜂をどけて、砂糖水を入口に置いておいたら、いつのまにか何ごともなかったように大勢出て来て並んで砂糖水を吸っていた。一安心。別にペットボトルのスズメバチ退治用トラップを3つ作って梅ノ木にぶら下げた。少しでも個体数が減ればミツバチへの危険度も多少は減るだろう。先週半分まで刈ったハイブッシュ園の草刈りをやり終えた。
先日内検したミツバチの巣箱に新しい巣礎付き巣枠を4枚入れた。また完全防具で臨んだが、ミツバチは非常におとなしく、無防備でも攻撃されることはないようにも思った。開いている所に入れるだけでなく、活動中の巣枠と隣り合うように新巣枠を入れた。ラビットアイも半分近くの品種は収穫が終わったが、遅い品種はまだなっているので収穫した。もっとも遅いバルドインは南天の実のように赤く鈴なり状態になっている。1ヶ月近く草刈りをしていなかったので、刈払機でハイブッシュ園の草を刈った。
春からほったらかしのミツバチの巣箱をはじめて開けた。まずは麦わら帽子に被覆資材のサンライトを縫い付け、針金で重りを着けた。暑いのは承知でビニールの合羽を着、ゴム引きの手袋、スモークウッドを燃やして完璧な防御体勢で臨んだ。ふたを開けると3枚プラス1の巣枠のほかに予想通りむだ巣が天井から3枚ぶら下がっていた。巣枠すべてを観察したが女王蜂は見つけられなかった。でも、幼虫やさなぎがいっぱいあるからどこかにいたはずだ。むだ巣は取り除けと聞いていたので全部取り除いた。さて、次の目的、蜜は?ない!白い蓋がされていると聞いていたが、そんなものはなかった。幼虫とさなぎの他は空洞の巣穴ばかりだ。ちょっと期待外れだった。こんど取り除いたむだ巣の部分に新しい巣枠を入れようと思いながら、ほうきで上にいた蜂を追い払い蓋をした。
夏らしい暑い日になった。スパルタンの新芽がすくすく伸びている。この春全く花芽を着けなかったビロクシーが今頃花も実も着けている。これも狂い咲きなのだろうか?先日に続きラビットアイの剪定をした。長い徒長枝もどんどん切り詰めた。女房のお友達にも手伝ってもらい、完熟果を一斉収穫した。下のほうにもかなりなっているが、いずれ下枝は整理して剪定していきたい。8月6日に設定変更して水量をふやした自動潅水はたっぷり水が出て、苗もいきいきしてきた。
台風10号の影響で不安定な天気だった。ハイブッシュ園の手をつけていなかった部分の草取りをした。ラビットアイの収穫は雨でぬれていたので少しだけして小屋内で扇風機で乾かした。ラビットアイが伸び過ぎているので下向枝、長い横枝等を切り詰め剪定した。剪定枝の葉は天恵緑汁に漬け込んだ。接ぎ木スパルタンに元気なシュートが目立つ、ときには台木のホームベルのシュートも出てくるので見つけ次第根元から除去する。
クサトラーズの場合は、落ちた実やゴミがほうきで掃けるのが良い。暑かったのでほどほどでやめたが、ラビットアイの収穫をした。アリスブルーやベッキーブルーはきょうでほとんど収穫が終わった。その他はだらだらと収穫が続く。ティフブルーは内側までびっしりなっているので椅子に座ってじっくり収穫。立性のデライトは上のほうまでなっているので直立して収穫した。台風の雨で雨センサーが働き、自動潅水の水は午後3時になってはじめて出た。
ミツバチが暑い巣箱に入口から風を送っていた。スパルタンなどハイブッシュはいっせいに新芽が伸びはじめている。7月の施肥が効きはじめたようだ。女房に水やりと収穫は任せて、ニガウリの日よけ下で、苗の手入れをした。邪魔な横枝をきれいさっぱり剪定し、潅水がポット内に行き渡るようにした。ボカシと硫安で追肥した。剪定枝は黒砂糖で漬け込み天恵緑汁として仕込んだ。
猛暑の影響でラビットアイに葉焼けや枯れ込み状態のものが出てしまった。いよいよ水やりが必要になってきた。自動潅水の育苗床も水が不足していたので、散水時間の設定を変更した。ラビットアイの全品種が収穫期になったので、ベリー公さんたちにも手伝ってもらって果実の劣化調査用のサンプルを収穫した。
ラビットアイはバルドウィン以外はすべて色づいた。鈴なりに色づいたガーデンブルーがきれいだ。萼あがおちょぼ口でブルームが多く丸いアリスブルーは魅力がある。同じおちょぼ口で熟しはじめたデライトも独特の風味が魅力だ。
パウダーブルーも色づいた。草がかなり伸びたのでハイブッシュ園と周囲の草刈りをした。ラビットアイ園は今年はこまめにクサトラーズから出る草の芽をむしっているので剥がすこともなく手間がかからなくて良い。
きのうの晴天で乾いただろうと思い。収穫に行った。ハイブッシュは終わったようでまだ結構なっていた。中でもサザンハイブッシュのオザークブルーやサミットはまだ未熟果がかなり残っている。シャープブルーもだらだらととれる。ラビットアイも品種別にとってみた。今日収穫期に入っているのは12品種で、ベッキーブルーがもっとも収量が多かった。つづいてティフブルー、アリスブルー、ブライトウエルとつづいた。長雨の影響は大きく甘味が少ない。
長雨でクライマックスをはじめ、完熟果が激しく裂果して残念だ。ラビットアイの果実の撮影後、今年の初収穫をした。品種間の早晩性が良くわかる時期だが、長雨がうらめしい。早くからっと晴れてほしい。雨のため先日の硫安を混ぜた施肥の効果が早くも現れ、クロロシスで葉脈を残して黄変していた葉も回復しはじめていた。
きょうも猛暑だった。シャツから容易に汗がしぼれるほどで、何枚も着替えながらの作業だった。先日、サンフミンの強酸性タイプの試供品をもらったので7月の施肥に組み入れた。ラビットアイにクロロシス症状が出てきたので、硫安も加えボカシと混ぜて全株に一握りずつやった。ラビットアイ区はクサトラーズを敷いているので
株元をめくって下に入れた。クライマックスにつづき、ブライトウエル、オースチン、アリスブルー、ベッキーブルーなどが色づきはじめた。ハイブッシュの収穫はそろそろ終わりになってきた。
朝から猛烈に暑く、汗がとまらなかった。水分補給と合わせて昨年の梅酢で塩分とクエン酸を補給しながら頑張った。2004年の植えつけから2年目、調査園として昨年から実をならしているが、今年認識を新たにした品種がいろいろある。昨年はなんだこんな小さな実とばかにしていたリトルジャイアントだが、今年はその甘さに魅力を感じた。先日農水省の試食ではじめて品種ごとの収穫をしてみたのがおもしろかったので、きょうは品種ごとに収穫してみた。多いもの少ないものいろいろだが、収穫物の特徴が見えるのも良いものだ。ハイブッシュは収穫の峠を越したが、いつの間にかラビットアイも色づきはじめ、もっとも多く着色しているのはクライマックスだ。花はマイヤーズがダントツに早かったのだが、熟すのは一番乗りではない。
ハイブッシュが晩生種も色づき収穫のピークを迎えた。昨年同様、娘のご近所様を呼んで収穫の応援をしてもらった。昨年はお腹の中だった2人も加わりにぎやかな楽しい一日だった。みんなが帰った直後に強い雨が降ったが、それまでは時折日射しもあって良かった。しかし、猛烈に暑かった。
始発で行って農水省「消費者の部屋」試食用サンプルを7品種5.6kg篭に収穫し、昼までに霞ヶ関まで運んだ。朝摘みブルーベリーとして品種ごとの食味評価を来場者から直接聞いてデータをとった。
女房に収穫は任せて、果実の写真撮影をした。きのう激しい雷雨があったとのことで風も強かったようだ。防鳥網の一部が切れていた。苗床の潅水システムは9時から毎正午夕方の5時まで9回オンになるようにしているが、雨水センサーが働いているので、夕方の5時になってはじめて水が出た。たしかに地面は湿っているので水は出なくても良いのだ。今年の収穫量はいまのところ昨年の4倍は超える勢いでとれているが4~5日ごとの収穫で間に合う程度だ。今年はジャム加工中心で処理する。
梅雨の中日は貴重だ。収穫をしながら実の写真を撮影した。スターなどごてごてなる品種は株の前にじっくり座り込んでの収穫となる。中早生から中生の品種へと色付きが進んでいる。根元に敷いたチップは保湿の他草を押さえる効果がかなり高い。除草の手間が省ける事はありがたい。根元に草がないのでその周囲を刈り払い機で刈るだけなので効率が良くなった。
始発電車で行き、ハイブッシュの早生品種を朝飯前に1人で5kg収穫した。半樹高で背の低い品種(ノーススカイなど)は腰掛けてじっくり摘むのが良い。中腰ではくたびれる。スパルタンの収穫果実を並べてみるとご覧のとおり、1粒平均4.14gもあった。もっとも大きいのは6.8gで小さなローブッシュにくらべると8倍以上の重さがある。昨年もそうだったが容器栽培にくらべ地植えのほうが粒の肥大に勢いがある。
ポット移植のつづきをした。さらに多くの品種が色づききれいだ。その後に色づいた品種を撮影した。スパルタンはさらに特大果が色づいていた。ハイブッシュはせっかく品質が良いのに日本の梅雨に熟すのは全く残念だ。空梅雨なら良いのにと思う。
曇っていたが作業をすればちょっと蒸し暑かった。明日から1週間雨というので曇りだったが、追跡調査撮影をした。早生品種が一斉に色づきはじめたのでワクワクする。まだ完熟ではない。入り口付近の草刈りをした。ポット移植の続きを雨水タンクの前に移動してやった。コックをひねればそのまま雨水が出るのでピートモスとすぐに混ぜ合わせられる。移植した苗はスプリンクラーの下へ運べばすむことだ。
女房と苗のポット替えを300鉢余りやった。ピートモスの復元には少しでも酸性のほうが良いかなと思って溜めた雨水を使った。肥料が効いて地植えの接ぎ木スパルタンがまた芽を吹いた。レガシーの樹姿と果実のなり方が美しい。
チップマルチのpHが6.9なので硫安を株当たり1つまみずつやった。第2農園のチップに硫安180kgを600坪全面にやった。これから夏までアンモニア態チッソが分解に使われた後は酸性になる原理だ。第2農園へ行っている間、女房はポット移植を進めた。
始発電車で行って、日没まで作業をした。草生の株全部にチップマルチをやり終えた。野菜にやったついでに全部ではないがブルーベリーにもゴミ汁液肥に天恵緑汁を加えて追肥した。草がかなり伸びたのでハイブッシュ園全面の草刈りをした。
運んだポット苗の古い順に、一部鉢替えを開始したが、晴れたので果実の追跡調査撮影をした。ハイブッシュ園は草生法なので、先日運んだチップを根元に保湿と除草を兼ねてマルチした。スパルタンの果実がいかにも大きくなりそうな雰囲気になってきた。
●2006.12.26(火) 大雨 ハウス内クサトラーズ設置、小屋内片付け
●2006.12.24(日) 晴れ 防風網展張
●2006.12.23(土) 快晴 防風網の支柱立て
●2006.12.19(火) 曇りのち晴れ 塩ビ管撤去回収、ハウス内客土
●2006.12.18(月) 晴れ 水栓移動、扉作製
●2006.12.16(土) 晴れのち曇り ビニール展張
●2006.12.13(水) 快晴のち曇りのち雨 霜除け展張、棚作り
●2006.12.11(月) 晴れ 片付け、見回り、資材買い付け
●2006.12.08(金) 曇り 蛇口追加、不要塩ビ管撤去、コントローラー結線
●2006.12.06(水) 晴れ 育苗用潅水システム移設、塩ビ管埋設
●2006.12.05(火) 晴れ 穴掘り
●2006.12.04(月) 晴れのち曇り 施肥、潅水、剪定
●2006.12.01(金) 晴れ 半樹高ハイブッシュ・ローブッシュ移植、ミツバチ巣箱移動
●2006.11.30(木) 曇りのち晴れ ハイブッシュ移植
●2006.11.25(土) 快晴 番号札付け、剪定、第3農園チップ搬入立ち会い、ピートモス追加購入
●2006.11.24(金) 晴れ サザンハイブッシュ移植
●2006.11.22(水) 晴れのち曇り チップうね立て、ラビットアイ移植
●2006.11.21(火) 晴れのち曇り 梅の木伐採、チップならし
●2006.11.15(水) 晴れのち曇り 第2農園支柱立て、チップ運び終了
●2006.11.13(月) 快晴 第2農園見回り、チップ運び、第1農園紅葉写真撮影
●2006.11.10(金) 快晴 第2農園大株植え付け、チップ運び
●2006.11.09(木) 快晴 チップ運び、第2農園大株植え付け
●2006.11.08(水) 快晴 第2農園植え付けつづき
●2006.11.05(日) 晴れ 第2農園植え付けつづき
●2006.11.04(土) 曇り 第2農園植え付けつづき
●2006.11.03(金) 晴れ 第2農園植え付け開始
●2006.11.02(木) 薄曇り夕方雨 第2農園準備
●2006.10.31(火) 晴れ 第2農園準備
●2006.10.22(日) 曇り 電磁弁覆い作り、第2農園下見
●2006.10.19(木) 薄曇りのち快晴 緑枝挿しポットあげ、苗仕分け作業
●2006.10.17(火) 晴れのち快晴 全株生育調査、苗仕分け作業
●2006.10.15(日) 晴れ 防鳥網撤去、紅葉調査、苗仕分け作業
●2006.10.08(日) 快晴のち晴れ強風 草刈り、苗仕分け作業
●2006.10.01(日) 曇りのち雨 苗整理
●2006.09.23(土) 晴れときどき曇り 剪定
●2006.09.17(日) 曇り 防鳥網片付け
●2006.09.05(火) 晴れ トラップ追加設置、収穫、水やり
●2006.09.03(日) 晴れ スズメバチ退治、トラップ設置、草刈り
●2006.08.27(日) 曇り ミツバチ巣箱巣枠追加、収穫、草刈り
●2006.08.22(火) 曇りときどき晴れ ミツバチ巣箱内検
●2006.08.19(土) 晴れ 剪定、収穫
●2006.08.15(火) 雨のち晴れのち雨のち曇り 収穫、草取り、剪定
●2006.08.10(木) 快晴のち晴れ 収穫
●2006.08.07(月) 晴れ 収穫
●2006.08.06(日) 晴れ 収穫
●2006.08.02(水) 曇りのち晴れ 撮影、収穫
●2006.07.30(日) 曇りのち晴れ 草刈り、収穫
●2006.07.27(木) 曇り 撮影、収穫
●2006.07.22(土) 曇り 撮影、収穫
●2006.07.14(金) 晴れときどき曇り 草刈り、施肥、収穫
●2006.07.12(水) 曇りときどき晴れ夕方雨 調査撮影、収穫
●2006.07.08(土) 曇りときどき晴れ夕方雨 草刈り、収穫、撮影
●2006.07.04(火) 晴れ一時曇り サンプル収穫、撮影
●2006.06.29(木) 晴れのち曇り 収穫、撮影
●2006.06.24(土) 曇り 収穫、撮影
●2006.06.21(水) 曇り 収穫、草刈り
●2006.06.17(土) 曇り一時晴れ ポット移植、熟果撮影
●2006.06.14(水) 曇り 追跡調査撮影、草刈り、ポット移植
●2006.06.08(木) 曇り ポット移植
●2006.06.03(土) 小雨のち曇り 硫安施肥、ポット移植
●2006.06.02(金) 曇り チップマルチング、追肥、草刈り
●2006.05.25(木) 快晴 ポット移植、果実調査撮影、チップマルチング
きょうの朝は昨夜の雨でびっしょりだった。こんなとき雨センサーはどう働くか、結果は午前中から2時の設定までは水は出なかった。4時になって雨センサーが乾いたと判断したかのように水が出た。なかなか優れものだ。
●2006.05.22(月) 曇り 防鳥網補修、草刈り