元気良く伸びるヨモギの新芽を摘む。 摘む時間はみずみずしい早朝がよい。


容器に摘んだヨモギそのまま(洗ったりしない)と黒砂糖を交互に入れる。黒砂糖は固まりの物を使い大きめのプライヤーでつぶしながら混ぜていたが、最近、近くのスーパーに粉末の黒砂糖が出回るようになったので重宝している。 農文協刊の「天恵緑汁の作り方」の本を読むと、容器の理想的なのは瓶か杉の樽 と書いあり、プラスチック容器は三角印だったが問題なく作れる。しかし、このごろは本で推奨されている瓶に切り替え、1週間ほど発酵させてから、液の抜き取りのときにプラスチック鉢に移している。


また、黒砂糖の重量は本には「素材の3分の1」とあるが、私は計ったこともなく適当にやっている。バケツ15リットルに売っている黒砂糖を1袋程度、長く貯蔵する時は多めにする。


 
 
容器にいっぱい入れたら、重しをして、ハエなどが入らないように覆いをして発酵させる。約1週間で発酵する。覆いは左図のように不織布で覆う。(本では和紙を推奨している。)


発酵すると茶褐色の液体が容器の下に溜まるので、ペットボトルなどに採る。サイレージのような甘酸っぱい芳香がする。容器はEMジャパン製のものでコックつきなのが便利。
 (EMジャパン0467-45-4185に電話すると送ってくれる)


 
 
常温のまま置いておくことができるが発酵が続いているので、特に気温の高いときは蓋を少しゆるめておかないと破裂するので要注意。天恵緑汁を採った粕は堆肥として家庭菜園等に投入する。 


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