アブラムシが少しぐらいいても、殺虫剤をかけずにいると必ずやってくるのがその天敵であるテントウムシです。そして卵を産んで幼虫が育ちます。
この幼虫はかなりすばしっこく、きゅうりの葉の裏を走りまわり、次々とアブラムシを食べていくのが観察できます。
格好は不気味でグロテスクですが、よく見るとかわいいものです。都会の中の家庭菜園でも自然の摂理があるのだなあといつも思います。
しばらくすると幼虫はさなぎになります。葉の裏にも表にもよく見られます。
幼虫も食欲旺盛なら親も食欲旺盛、どんどんアブラムシを捕食します。
うれしいお便り:このページがヒントになって、大津さんは、なんと、積極的にテントウムシを捜し、ユスラウメのアブラムシを退治させたという嬉しいお便りが入りました。(98.05.05)
橋本洋子さんのHPの中の 「我が家の益虫図鑑」にもテントウムシの生態が見事に掲載されています。