9月は2回目のイラガの発生時期です。今年はブルーベリーに大発生で、捕っても捕ってもまた見つけてしまいます。何度か刺されましたが、流水で患部をごしごし洗えば後遺症はありません。老齢幼虫はボトル内でまゆになりました。


怖いスズメバチもペットボトルトラップで退治できます。
その作り方の一例をごらんください。
誘引液はいままでいろいろなもので試し、それなりの効果がありました。
ここでは千葉の江澤さ ん方式でやってみました。


4~5月のスズメバチは夏に大群を産む女王蜂です。
その1匹を退 治すれば夏の大発生が防げます。
よりシンプルな方法を考えましたので紹介 します。
誘引剤も清涼飲料水のファンタグレープだけです。


今年はミツバチを飼わなかったのでスズメバチの退治は以前ほど多くはありませんでした。梅の咲くころから仕掛けました。ペットボトルトラップの入口は簡単なH型に切り込んでみましたが、これでもちゃんとスズメバチは入りました。


ウリ類を栽培するとウリハムシ(ウリバエとも呼ぶ)が葉を食い荒 らしにやって来ます。
無農薬栽培ではペットボトルに閉じ込めてし まいます。


いろいろな葉を食べるコガネムシは葉から落ちて逃げる習性があります。
それを利用して 容器を下において捕獲することができます。
そのままでは飛んで逃げる場合もあります。
水をはれば飛びませんが、ここではペットボトルシリーズでいきます。
ただし、じょうご と組み合わせてみました。
落ちたらボトル内まで入るのでもう逃げられません。


無農薬でケムシを退治。
ケムシは刺激するとダイビングして逃げます。
それを利用してペットボトルの口で尻を刺激すると
自分からペットボトルの中に飛び込みます。


ブルーベリーにつく害虫の中でイラガは電気虫とも言われ、その毛に触れると激痛が走り、大変なことになります。イラガは若齢幼虫のときには一カ所に集合していますので、できるだけ分散する前に見つけて退治することが大事です。収穫中なら葉の様子にも注意して、もし褐変した葉があったらその周囲の緑の葉の裏を見ます。必ずイラガの若齢幼虫が集合しています。その葉をとってペットボトルへ閉じ込めて退治します。


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