3月に入り渡り鳥のカモたちも北の国に帰り、三宝寺池も静かになった。
でも、いつもカメラレンズの砲列のあるスポットがある。それは小さくきれいなカワセミを見る人々。用意された決まった小枝に止まるので待ってさえ入れば必ず見られる。孫と散歩に行ったのだが、通り過ぎずにしばらく待っていると、コバルト色の背中に橙色の胸のカワセミのつがいがやって来た。何度も急降下しては小魚をとって飲み込んでいた。重装備のスチールカメラ群に混じってビデオカメラで収録してみた。



オスが止まっていると、メスがやってきて入れ代わった。メスはくちばしの下が赤い。


オスは近くの木に背を向けて止まった。コバルト色が鮮やかで美しい。    



ときおり短いしっぽをピッと上げるとこれまたコバルト色が鮮やか、後ろ姿は長いくちばしが見えないとまた違って見える。


小枝から水面の魚に急降下、くちばしに魚をくわえるとすぐに元の位置に戻る。



とった小魚はくちばしを振り回しあっという間に丸飲みする。




2007年2月2日

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